診断・登録結果
<<2024年9月10日更新>>
公開結果を御覧の皆様へのお願い(重要)
診断結果の公開に関しましては任意とさせていただいておりますが、ここに公開している評価結果は犬を愛する方々から、次に生まれてくる愛犬たちがより健全であることを望み、より多くの情報を皆で共有していこうとする御好意や強い意思で行われています。この努力には、例え疾患を持っていたり、どのような評価結果であっても、その結果を次の繁殖に活かし、前向きに使用することを目的として公開していただいております。このような犬に対する愛情深い方々による善意や努力に反し、疾患が発生しているという情報のみを逆手に取った、個人や犬舎などを誹謗中傷するような後ろ向きな活動はJAHDが意図する考えではなく、活動趣旨ではございません。そのような我々の趣旨に反した活動に、我々が収集提供した情報を利用しないようお願いします(悪質な活動に対しては相応の対処を行います)。
我々はこれまでに御協力していただいている皆様の善意や前向きな努力に深く感謝いたします。
報告書に記載される評価結果について
股関節評価結果:犬種別スコア表<数値は左右の股関節の両側総スコアと()内は片側スコア*を示します。>
犬種 | 平均 | 中央値 | 最頻値 | 最小値 | 最大値 | 25th | 75th | 評価数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パーセンタイル | パーセンタイル | |||||||
ラブラドール・レトリーバー | 13.2(7.5) | 9(5) | 6(3) | 0(0) | 88(45) | 6(3) | 15(9) | 744 |
ボーダー・コリー | 11.4(6.4) | 8(5) | 6(4) | 0(0) | 74(40) | 5(3) | 14(8) | 674 |
フラットコーテッド・レトリーバー | 9.9(5.5) | 8(4) | 6(4) | 0(0) | 82(41) | 4(2) | 12(6) | 278 |
ゴールデン・レトリーバー | 15.6(8.7) | 12(6) | 8(6) | 0(0) | 86(44) | 8(4) | 18(10) | 677 |
バーニーズ・マウンテン・ドッグ | 14.6(8.4) | 10(5) | 4(4) | 0(0) | 87(45) | 6(3) | 15(9) | 390 |
(*:片側スコアは、左右どちらかのスコアの高い側の股関節の評価結果をもとにしています。)
これらスコアの数値は、評価・登録数が増えれば増えるほど、その犬種にとってより正確な値となります。
また、股関節形成不全症の問題が改善されるにつれ、これらの値はより低い値となります。
従いまして、これらの値は経時的に変化します。
診断・登録結果の公開に関して
診断・登録結果の公開は、飼主が結果を公開することに対して同意されている場合にのみ行っております。
この診断・登録結果を公開する目的は、より健全な繁殖を行なうために、繁殖予定犬の近親に疾患の発生がないかという情報を得ることによって、遺伝性疾患を減少させることを目指しております。
したがって、 “合格”、“不合格”や“良い”、“悪い”といったその犬の価値を言及するものではありません。
診断・登録結果の公開について、ご不明な点があれば info@jahd.org までお寄せ下さい。
犬種 (以下は診断結果が公開されている犬種です。)<50音順>
JAHDによる股関節評価の結果は、左右のポイントとその合計ポイントを示しています。合計ポイント数の横に表記される“ * ” 印は股関節形成不全に特徴的な関節炎の所見が認められたことを示しています。また、評価結果には、それぞれの評価を行なった際の月齢が記されています。股関節形成不全症による関節炎の程度は遺伝的要因に加え、様々な要因(肥満、加齢、運動量など)の影響を受けると考えられています。特に同じ遺伝形質をもつ犬であっても、肥満度によってレントゲン写真上での股関節形成不全症の関節炎の程度に有意な差が出ることが明らかになっています。そのため同じ犬でも、肥満や加齢によって合計ポイントが高くなることが予測されます。また、肘関節の場合は、関節炎の程度によって評価を行なっており、この関節炎は進行性であるため、同様に肥満や加齢によってグレードが高くなることが予測されます。
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カ行
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ラ行
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